郭達麟 Dylan Kwok Tat-Lu
郭達麟 Dylan Kwok Tat-Lu
[ 空間デザイナー ]
香港生まれ。15年間の海外生活の後最近香港に帰国。PIORAの共同設立者。カナダのライヤソン大学でインテリデザインを学び、フィンランドのヘルシンキ芸術デザイン大学で空間デザインの修士課程修了。過去にトロントでインテリア建築家として働き、ヘルシンキ芸術デザイン大学でも教える。2009年香港ヤングデザインタレント賞受賞。2011年度注目される40人の40歳以下クリエイタ―の中で未来のデザインスター賞に選ばれました。
東アジア、北アメリカ、スカンジナビアの都市で暮らし、異なる文化と対照的なイデオロギーに触れた経験から都市環境と人文主義的なデザインに強い関心持っています。現在香港の中国大学の建築学科にて都市生活とデザインアクティビズムに関するプロジェクトを行っています。



私を覚えていてください
心理学者のエドワード・ソーンダイクによって提唱されている後光効果は、ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことです。
円形の蛍光チューブは、簡単な照明装置です。 それが人の頭の後に置かれるとき、光のリングは後光のように見えます。
後光は通常宗教的な芸術作品で神聖な人物の回りに描かれています。 後光はキリスト教だけで使われるシンボルでなく、エジプト、ギリシャ、ローマの古代の神から、ヒンズー教と仏教の神でも見られます。
口の無い天天像が空を指さしている様子は何かを私たちに語りかけているようです。ユニセフによると2008年に880万の子供達(5才未満)が亡くなっています。 大部分の死は 貧困、飢餓、簡単に回避できる病気が原因でした。 後光が射した天天像は3.6秒毎に子供達が回避できる要因で亡くなっている現状を訴えたものです。
『一つの世界』で生き、みな『より良い人生』を歩んでいると言えるでしょうか?